記憶にございませんの元ネタは誰!政治家の田中〇〇?

邦画
映画『記憶にございません!』予告

ヒットメーカーの三谷幸喜が監督した映画「記憶にございません!」。

毎回、笑いと涙を提供してくれる三谷幸喜監督ですが、本作の出来はどうなっているでしょうか。

今回は記憶にございません!の元ネタは誰!政治家の田中〇〇?などの情報に迫っていきます。

記憶にございません!【キャスト&スタッフ】

 

製作年:2019年 日本
監督:三谷幸喜
脚本:三谷幸喜
製作:石原隆、市川南
音楽:荻野清子
出演:中井貴一、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、小池栄子、斉藤由貴、吉田羊、木村佳乃、山口崇、草刈正雄、佐藤浩市

 

記憶にございません!【あらすじ ※ネタばれあり】

ある日、ある男(中井貴一)が病院のベッドで目を覚ましました。

しかし、男は自分がだれであるかも判らず、記憶を失っていることが判明します。

男はこっそり病院を抜け出すと、テレビでは自分そっくりの総理大臣が市民から投石を受け、負傷したと言うニュースが流れています。

男は演説の最中に傍聴していた一市民の投げた石が当たり、自分が病院に直行した日本の内閣総理大臣の黒田啓介だと知ります。

しかも、黒田啓介は「史上最悪のダメ総理」と揶揄されていることも知ります。

更に国会であり得ない暴言を吐く「嫌われ者の総理大臣」だったことも知らされます。

しかし、その姿を見ている黒田啓介は「嫌われ者の総理大臣」とは正反対の気弱な男です。

総理大臣の記憶喪失など、日本の国民に知らせることも出来ず、この事態を知っているのは本人と、井坂(ディーン・フジオカ)、番場(小池栄子)の2人の秘書官だけです。

現状を隠したまま当面の間、何とか職責を全うしようと言うことになりました。

家族の記憶もなく、不審な目で見られますが何とか切り抜けていきます。

ですが、自分が公私共に大きな問題を抱えていると言うことに気付く黒田。

そんな難しい状況にある中であるにも関わらず、アメリカ大統領の来日と言う大仕事が待っていました。

黒田は記憶を無くす前、英語が堪能だったようですが、その英語もすべて忘れてしまっている状況です。

黒田と2人の秘書官はとりあえず「何かあったらとりあえず『me too』で」切り抜けようとします。

アメリカ大統領がいよいよ訪日したものの、何とか切り抜けていきます。

しかし、今や一市民でしかない黒田は歯に衣着せぬ発言をしたことでアメリカ大統領を怒らせてしまいます。

黒田の周囲にいる権力を奪おうとする面々はこの事態に大喜びしますが、帰国するアメリカ大統領と黒田の共同会見の場で、大統領は黒田の率直な姿勢を評価し、新たな日米関係を築いていこうと声明を出しました。

そんな中、妻の聡子(石田ゆり子)と秘書官の井坂が不倫していたことが判ります。

井坂は黒田に辞表を出しますが、黒田は井坂を引き止めます。

このことで井坂は心を入れ替え黒田に精一杯尽くすと決めました。

しかし、聡子は官邸を出て行方をくらまします。

聡子がどこにいるのか判らない中、黒田は国会中継を通じて聡子に「君を愛してる」と呼びかけます。

これが功を奏して聡子は黒田の元へと帰ってきました。

周囲の信頼、妻の愛、息子からの羨望の眼差しを取り戻した黒田でしたが、黒田の小学校時代の作文が出てきます。

そこに書かれていたのは・・・・。

記憶にございません!【元ネタは政治家の田中〇〇?】

映画のタイトルにもなっている「記憶にございません」と言うフレーズは今や国会などではお馴染みのセリフになっています。

では、何もかもがこのフレーズで許されると政治家が考えているこの言葉を最初に言ったのは誰でしょう。

実はこの言葉が最初に使われたのは約40年も前の1976年(昭和51年)に発覚し、戦後最大のスキャンダルとも言われた「ロッキード事件」の時です。

この事件は、非常に大きく扱われ、連日テレビのニュースや新聞、雑誌などを悪い意味で賑わしていました。

当時は田中角栄内閣の時代で、事件を主導していたのが田中角栄だと言うことで、この「記憶にございません」と言う言葉も田中角栄が言ったと勘違いされている人が多いようです。

実はこの言葉を最初に用いたのは小佐野賢治と言う人物です。

彼は実業家ですが、戦時中には軍需省で財を成し、田中角栄とは密な関係にありました。

この小佐野賢治氏もロッキード事件に関わっていると言われており、証人喚問として国会に呼ばれました。

国会では虚偽の発言は「偽証罪」などにもあたり、そのために考えられたフレーズが「記憶にございません」だったのです。

記憶にあるかないかは第三者に判るはずもなく、非常に便利な魔法の言葉として今日でも政治の場では良く使われている訳です。

記憶にございません!【まとめ】

今回は記憶にございません!の元ネタは誰!政治家の田中〇〇?などの情報に迫りました。

政治家特有の逃げ口上である「記憶にございません」ですが、これをひねって本当に記憶を失った政治家をこの映画は描いています。

最後に謎が残りますが、三谷幸喜監督らしい一作となったのではないでしょうか。

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