パラサイト実在する半地下の家賃や間取りにお風呂などは!

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パラサイト実在する半地下の家賃や間取りにお風呂などは!

カンヌ「パルムドール賞」受賞作品、韓国映画「パラサイト 半地下の家族」。

ここでは、物語の主人公たちが暮らしていた「半地下住宅」に注目し、家賃や間取り、お風呂などといった半地下の住宅事情についてご紹介します。

「パラサイト 半地下の家族」という映画そのものは観ていなくても、テレビCM等でその住宅を目にした方も多いと思われます。

日本では馴染みのない半地下という住宅形態。

どのような住宅なのでしょうか。

■韓国における半地下住宅とは

映画「パラサイト 半地下の家族」では、「半地下に住む家族」がテーマとなっており、劇中では日本では馴染みのない「半地下住宅での生活」が映し出されています。

劇中にある半地下住宅は映画のセットということですが、半地下住宅というのは韓国に実際にある住宅形態とのこと。

低所得者層(貧乏学生など)が住む住居という位置づけなのだそうです。

<半地下住宅が普及した理由>
もともとは、北朝鮮との間で戦争が起こった時のため…と、法律で義務付けられ備え付けられた部屋だったといいます(防空壕的存在)。

そして、その義務化が解かれた後、残った半地下を低価格で貸し出す人が増加していきました。

また、高度成長期の時代に入り、人口増加に伴い住宅不足の解消のために作られていったものもあるそうです。

<半地下住宅住み心地>
低価格であるため下級層向けの住まいとして普及していったといいます。

住み心地は決して良いものとは言えないそうで、その立地から「カビの発生・高湿度」と、かなり条件が悪いそう。

半地下という場所は地上から見下ろされる形になるため、「窓越しに部屋の中を見られる」「つばを吐かれる」、また洪水時などは水没する…そんなこともあるといいます。

そのような衛生面の悪さ、また、犯罪の温床となる傾向にあるから、現在では半地下住宅は減少しているといいますが…。

ただ、それでも、それを逆手にリノベーションし、住み心地の良くし住んでいる人もいるのだとか。

今でも、半地下というと悪いイメージがあるのだそうですが、頭を使って住み心地よくしている人もいるようですよ。

■半地下住宅:家賃・お風呂など間取りについて

続いて半地下住宅の家賃やその中身についてみていきましょう。

<家 賃>
さて、まずは気になるお家賃ですが、ソウル市街地にある半地下住宅のお家賃は「およそ月額54万ウォン(約5万円)」なのだそうです。

韓国・20代の平均月収が約200万ウォン(約18万5⃣000円)だといいますから、まぁ…破格というほどではないと思われますが、まぁまぁお安いのかもしれません。

ただ、低所得者層が半地下に住む理由は、家賃のことだけが要因ではないのだそう。

韓国では、日本でいう敷金にあたる「保証金」がとても高いらしく、その保証金が半地下住宅の場合は安いのだそうです。

高い保証金を用意することが困難な低所得者にとって、住宅探しはとても大変なことだといいますので、半地下住宅ほど入居しやすい場所はないのでしょうね。

<間取り:お風呂やトイレ事情>
とある韓国人男性は半地下についてこのように話します。

「半地下住宅は、日本でいう風呂トイレ共用の四畳半一間のような存在。」

う~ん…、かなり狭そうですよね。

とはいっても、日本の四畳半一間をそのままイメージしてはいけません。

トイレはとても狭いそうで、手を洗うような場所もないのだそう。

また、映画「パラサイト 半地下の家族」でも出てきましたが、便器の位置が床よりも高い位置にあります。

なぜ便器がそんな上にあるのか…これは、半地下という場所柄ゆえの事情。

排水溝よりも下に位置する半地下住宅では、トイレなど水を使う場所は床よりも高い位置にしておかないと汚水が逆流してきてしまうのだそうです。

なので、トイレの便器は床から50センチほど上にして作られているのだそうですが…、ただ、床から50センチほど高くしている分、直立することができないというのが難点…。

そもそも、半地下住宅は天井が低い作りになっているため、背の高い人にとっては非常に住みづらい状況になっています。

加えて、トイレは床よりも50センチ上なのですから、直立して立つのはなかなか難しいんらしいのです。

人によっては、天井に頭をぶつけないように両足を思いきり広げたり、少し屈んだりと工夫しながら生活をしないといけないそうです。

お風呂についてはあまり情報がなかったのですが、基本的には「風呂なし」ということでした。

まぁ、半地下住宅は、家賃が安い分、それだけ狭いというわけです。

予想以上に狭いそうで、慣れるまでは、いろいろなところに身体をぶつけてしまったりとアザだらけになる人も多いのだとか。

日本にも半地下のような部屋(地下室のような扱い)は存在しますが、韓国のような半地下住宅は存在しません。

お国事情、いろいろありますね。

このようなお国事情を知ってから、映画を観るというのものまた楽しそうですよね。

■まとめ
今回は、映画「パラサイト 半地下の家族」から、半地下住宅に注目し、家賃や間取り、お風呂などについてご紹介しました。

家賃は、「およそ月額54万ウォン(約5万円)」とのことでした。
間取りは、日本でいう「風呂トイレ共用の四畳半一間」のようなものということ。
お風呂は基本的にないということでした。

最近では減少傾向にあるという韓国の半地下住宅ですが、それでもまだ存在するそうです。

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