最強のふたりの映画見どころや実話モデル2人の現在は!

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最強のふたり 作品情報

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2011年にフランスで公開された実話に基づくコメディ映画です。上映時間は113分。フランスで最も多くの人が見た映画として有名で、日本でも2012年の公開後興行収入が16億円を超える大ヒットを記録しました。

 

インドやスペインなど世界各国でリメイク作品が作られており、2019年にはアメリカ人キャストが演じる『THE UPSIDE 最強のふたり』が公開されました。10年たった今も色あせない感動作としての評価が続いています。

最強のふたり 作品概要

パラグライダーの事故で全身まひになった資産家の白人男性フィリップと、スラム街で暮らす無職の黒人男性ドリスの2人が主人公。生きる環境も年齢も全く違う、出会うはずのなかった2人が繰り広げる、笑って泣ける感動作です。ドリス役のオマール・シーはフランスの映画賞で主演男優賞を受賞しています。

最強のふたり 登場人物

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フランソワ・クリュゼ
オマール・シー
オドレイ・フルーロ
アンヌ・ル・ニ
クロティルド・モレ
アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ
ドロテ・ブリエール・メリット

 

フィリップ役のフランソワ・クリュゼはフランスでは有名な演技派俳優。ドリス役のオマール・シーは今作をきっかけに一躍有名となり、「ジュラシックワールド」「野生の呼び声」にも出演しています。

最強のふたり あらすじ

パリの豪邸に住む資産家のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は頸椎損傷による全身まひで首から上が動きません。朝から晩までの介護が必要ですが、気難しいフィリップの雇った介護士はすぐ逃げ出してしまいます。その日も新しい介護士の面接を秘書マガリー(オドレイ・フルーロ)と行っていたところ、背の高い黒人男性が部屋に入ってきました。彼はドリス(オマール・シー)という若者でした。

 

スラム街に住む彼は現在失業中で、失業保険の給付に必要だから不採用のサインが欲しいと言います。他の世話人は反対していましたが、フィリップは一風変わった彼を住み込みの介護士として雇い入れることにします。試用期間の一カ月耐えられたら正式に雇用するつもりだと言われたドリスは、フィリップの豪邸で働き始めます。

 

ドリスは複雑な家庭の出身でした。彼は大勢の兄弟と集団団地で暮らしており、弟の一人は非行に走り学校をさぼっています。ドリスは学校を出た後も仕事が長続きせず、銀行強盗に手を染めてしばらく服役していたのでした。母に家を追い出されたドリスは他に帰るところもありませんでした。

 

ドリスの仕事は雑で、セレブのフィリップとは全く価値観が違っていました。フィリップの古い知人はドリスには犯罪歴があるから危険だと忠告しますが、フィリップは「彼は私を人間として見てくれる」と返答します。嘘をつかず自分を対等に見るドリスの性格をフィリップは気に入っていました。

 

ある夜ドリスが目覚めるとフィリップが謎の発作で苦しんでいました。ドリスは彼を連れ出して明け方のパリの街へ車椅子を押して歩きます。手足の感覚がはずなのに、フィリップは精神的な苦しみから痛みの発作に襲われることがあるようでした。再び発作に苦しむフィリップにドリスは隠していたマリファナを吸わせます。痛みが治まり気分が良くなったフィリップは、自分が死んだ妻の死から立ち直れていないことを告白します。

 

その日はちょうど試用期間が終わる一カ月目で、この頃から2人は型破りで対等な友情を深めて行きます。

 

最強のふたり 映画の見どころは?

映画の見どころは、全く個性の異なる2人の間に生まれる友情です。

 

フィリップは気難しくプライドの高い男性ですが、そんな彼の背中を押し、人生を豊かにするのがドリスでした。特に印象に残るのは、ドリスがフィリップの文通相手のエレオノールとの中を進展させるシーンです。フィリップは全く顔の知らない女性エレオノールとプラトニックな文通を続けていましたが、ドリスは「顔の見えない相手なんて、ブスだったらどうすんの?」とデリカシーのない言葉をかけます。

 

呆れたフィリップですが、とにかく行動力のあるドリスはエレオノールの番号に電話し、携帯電話をフィリップに渡します。嫌がっていたフィリップですがエレオノールの肉声を聞いた途端、彼女との会話に夢中になりました。

 

リッチでプライドの高いフィリップは全身まひになった後、どこかで人生を楽しめずにいたのです。そんなフィリップはドリスと交流するうちに、純粋に人生を楽しむ喜びを思い出します。ドリスはクラッシックやオペラ、抽象絵画の鑑賞などの上品な趣味は分かりませんが、ノリの良さや元からある絵のセンスでフィリップを楽しませました。時折ほかの世話人に黙って女の子と遊ぶことも。

 

フィリップが全身まひの原因となったパラグライダーをドリスと楽しむ場面は、生きることの楽しさがストレートに伝わってくる名シーンです。

 

物語の後半、ドリスの将来を思って別れを選択するフィリップ。ドリスと別の人生を歩み出してからフィリップは喪失感にさいなまれひどく落ち込んでしまいます。そんなフィリップを勇気づけるためにドリスが取った破天荒な方法も、心が温かくなる見どころの一つです。

最強のふたり 実話モデル2人の現在

映画は実話に基づいて作られています。実在のフィリップは、「フィリップ・ポゾ・ディ・ボルゴ」と言う名の男性で、「最強のふたり」は彼の書いた著作をもとに脚本が作られました。ドリスは現実では「アブデル」という名前の当時20代の若者で、アフリカ系ではなくナイジェリア出身でした。

 

映画で2人が過ごしたのは短い期間でしたが、現実ではアブデルさんは10年間フィリップさんの介護士を務め、今は結婚し奥さんと子供と共にモロッコで暮らしています。フィリップさんは再婚。障碍者支援や著作の執筆の活動に精を出しています。

 

最強のふたり まとめ

普通だったらありえないユニークな友情を描いた「最強のふたり」は、実は現実の男性二人を題材にした映画でした。モデルになったフィリップさんとアブデルさんという立場の違う2人が出会わなければ生まれなかった物語と言っても良いでしょう。

 

単なるフィクションとは違い、実話のエピソードを丁寧に映画化したことで、多くの人の心を揺さぶる名作になった理由だと言えそうです。

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