レビー小体病とパーキンソン症候群の違いや症状は!

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レビー小体病とパーキンソン症候群の違いや症状は!

 

 

三大認知症の1つといわれるレビー小体病には、パーキンソン病と似たような症状が現れるといいます。

しかし、似たような症状があるからといってもこの2つは全くの別物。

では、いったい何が違うのでしょうか?
2つの違いは?

症状の進行を食い止めるためにも症状をいち早く察知することは大切なこと。

今回は、レビー小体病とパーキンソン症候群についてご紹介します。

レビー小体病とは

 

レビー小体病とは、「脳内神経細胞内に『レビー小体』という特殊な変化」が現れる病気です(「レビー小体型認知症・びまん性レビー小体病」とも呼ばれる)。

このレビー小体病には、認知機能の低下がずっと続く一般的な痴呆症と違って、「認知機能の浮き沈み」があるのが特徴。

要は、「ボケてしまっている時」と「シッカリしている時」の2つの状態が共存しています。

厄介なのは、この「シッカリしている時」があることから、誤解から「病気ではない」と思われてしまうこともあるのですが立派な病気です。

主な症状は以下。

<主な症状>
・もの忘れ
・記憶の混乱・注意力の欠如
・ボーっとしているときが多くなる
・幻覚や幻聴(幻視や妄想など)
・睡眠中に大声で叫んだり激しいい体の動きがある
・度重なる転倒や失神
・手足の筋肉がこわばり・ふるえ(足のひきずりや動きの鈍さ)
・便秘
・猫背
・嚥下困難、声が弱々しい
・表情が乏しくなる
・臭覚障害
など

病気の進行は、「幻覚・幻視→物忘れなど認知症状→体のこわばり」といった順に運動障害が現われ、その症状はどんどん進行。

最終的には寝たきりとなってしまうケースが多いといいます。

まだまだ病気の原因解明には至っていないといいますが、そんな中にも一筋の光が。

それは、レビー小体病患者の物忘れに関しては、原因の一つに「アセチルコリンの低下」が関与しているといわれ、それを増加させることで病気(物忘れ)が改善に導くことができるというのです。

ただし、病気の改善には、早期診断・早期治療が必要。

早めの診断が重要です。

 

 

パーキンソン病とは

 

 

 

パーキンソン病もまた、レビー小体病と同じく脳神経系の病気で、「脳内神経細胞内に『レビー小体』という特殊な変化」が現れると考えられています。

主な症状には、4代症状といわれる特徴的な「手足の震え・筋肉のこわばり・動きが乏しくなる・バランスが悪くなる」に加え、以下のようなものがあります。

<主な症状>
・無表情
・猫背
・声の変化(声が低くなる・不明瞭になる)
・文字をうまく書けなくなる
・動作の遅れ
・歩行困難
など

パーキンソン病患者数は多く、日本では10万人以上いるといわれています。

今までの傾向から加齢と何かしらの関係があるとされているため、誰でも歳をとれば発症する可能性があるのだそう。

原因については分かっていないことが多いため、完治が難しいとされてきましたが、それも最近になり徐々に判明。

なんでも、「ドーパミンニュートロン」という物質の減少が関係しているのではないかといわれているのです。

パーキンソン病が完治する日が来るのもそう遠くないのかもしれません。

 

 

レビー小体病とパーキンソン病の違い

 

上述のように、パーキンソン病とレビー小体病には、「脳内神経細胞内に『レビー小体』という特殊

な変化の現れ」という共通点があります。

そのため、全く別の病気ではあるものの、このような共通する症状があります。

<共通する症状>
・度重なる転倒や失神
・手足の筋肉がこわばり・ふるえ(足のひきずりや動きの鈍さ)
・猫背
・嚥下困難、声が弱々しい

レビー小体病とパーキンソン病かは、「レビー小体という特殊変化の範囲が脳幹か脳全体か」によって判別されるそうです。

ただ、現段階ではこのような脳内状況を「生前に鑑識する術」はないのだそう。

CTやMRIでは見ることはできないため、調べたいのであれば、「死後に脳内細胞を採取して調べるしかない」のだそうです。

そこで、早期発見のためいも最も重要視されるのが症状による判断。

特に、この2つには初期症状に大きな違いがありますので、それを見落とさないようにすることで早期発見が可能となります。

レビー小体病の初期症状は、「幻覚・幻視、物忘れなど認知症状、体のこわばり」。

パーキンソン病は、「手足の震え、筋肉のこわばり、動きが乏しくなる、バランスが悪くなる」。

家族の方が初期症状には詳しいはず。

医師にも誤診はあります。

医師の診断が腑に落ちない場合は、迷わずセカンドオピニオンを。

できれば、専門医の診断をおすすめします。

レビー小体病とパーキンソン病は、全くの別物。

誤診により治療が遅れることで、その結果に違いが出てくることもありますので気をつけましょう。

 

 

 

パーキンソン病と痴呆症

 

 

 

 

最後にもう1つ。

パーキンソン病患者には、そうでない方に比べ4~6割の比率で認知症を併発しやすいといわれています。

以下、認知症を伴なうパーキンソン病の場合の主な症状です。

・意欲低下(無関心)
・抑うつ
・日中の異常な眠気(睡眠)
など

このように2つの病気を併発していた場合の取り扱い方には、このような決まりがあるそうです。

・パーキンソン病発症から1年以上経過してからの認知症発症:認知症を伴なうパーキンソン病
・それよりも先に認知症を発症していた場合:レビー小体病(予備)、またはそれ以外の病気

認知症を伴なうパーキンソン病の場合、脳の活性化が大切とされています。

活気ある生活作りが必要なのだとか。

特に会話は重要とされていますので、聞く方は適当に相槌を打つのではなく、その人の話をしっかり聞いて返答してあげましょう。

 

 

まとめ

 

 

 

今回は、レビー小体病とパーキンソン病の違いや症状についてご紹介しました。

レビー小体病とパーキンソン病は、共に「脳内神経細胞内に『レビー小体』という特殊な変化」が現れる病気というでした。

違いは、「レビー小体という特殊変化の範囲が脳幹か脳全体か」によるものでしたが、その判別ができるのは死後のみ。

ただ、初期症状に大きな違いがあることからその発見が重要になるということでした。

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